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LIVE Studioの声が二重・音が聞こえないときは?PC版の確認手順

Fire Lit AI公開:

最初に切り分けること

配信に送る音と、
自分で聞く音。

PC版LIVE Studioでエコーが出たり、イヤホンに音が返ってこなかったりするときは、まず「配信に送る音」と「自分で聞く音」を分けて確認します。自分に聞こえる状態だけでは、視聴者に届く音の状態は判断できません。

この記事では、声が二重に聞こえる場合と、イヤホンで聞こえない場合の確認箇所を整理します。macOSでBlackHoleを使うアプリ間の音声経路も例にします。設定画面のボタン操作ではなく、音がどこを通っているかをたどるための説明です。

まず「誰に、どう聞こえるか」を分ける

視聴者にも声が重なって届くなら、配信へ送る経路から確認します。自分のイヤホンだけで重なるなら、自分に音を返す経路から見ていきましょう。イヤホンが無音の場合は、声が入力されていないのか、入力はあるのにイヤホンへ届いていないのかを分けます。

配信へ送る声と、イヤホンに返す声は別の経路

まず、マイクの声がLIVE Studioへ届くまでの流れを書き出します。声を加工するアプリや仮想デバイスを使っていれば、その途中も含めてください。次に、その声を自分のイヤホンへ返す経路を確認します。このように、自分で音を聞いて確かめることを、ここでは「モニター」と呼びます。

配信へ送る音

マイク
LIVE Studio
視聴者

自分用のモニター → イヤホン

聞くための経路も別に確認

配信用の経路の例:マイク → 声を加工するアプリ → 仮想デバイス → 配信アプリ。 自分で聞くためのモニター出力とイヤホンは、別の経路として確認します。

視聴者にも声が二重に届くとき

同じ声が、別々の経路からLIVE Studioへ入っていないかを確認します。例えば、マイクを直接取り込みながら、同じマイクを加工した声も仮想デバイスから取り込む構成です。加工した声を使いたいなら、その経路をたどり、元の声も意図せず取り込んでいないかを見直します。

BlackHoleは、macOSのアプリ間で音を渡すための仮想デバイスです。送るアプリの出力先と、受け取るアプリの入力元をBlackHoleに対応させて使います。イヤホンそのものではないため、BlackHoleを選ぶことと、自分の耳に音を届けることは分けて考えます。

マイクを直接入力
加工したマイク音音声アプリ → BlackHole

LIVE Studio

同じ声が
重なって入る

直接取り込む経路:マイク → LIVE Studio。 加工して取り込む経路:同じマイク → 声を加工するアプリ → 仮想デバイス → LIVE Studio。 同じ声の入口が重複する構成例です。使用中の入力元と照らし合わせてください。

自分にだけ声が重なって聞こえるとき

自分用のモニターが複数動いていないかを確認します。例えば、配信アプリから返す声と、別の音声アプリや機材から返す声を両方聞いている構成です。自分に二重に聞こえることと、視聴者へ二重に送っていることは別なので、聞こえ方を分けて確かめましょう。

モニター音をスピーカーから出すと、その音をマイクが拾い直す経路ができます。まずはイヤホンで聞き、配信を確認している別の端末からも音が出ていないかを確認します。さらに、自分用に返した声をデスクトップ音声などで取り込み直していないか、アプリ間の戻り道も見直してください。

入力はあるのに、イヤホンで聞こえないとき

音を受け取るアプリで入力レベルが反応しているなら、次は自分が聞く側の経路を確認します。モニター出力を使う設定になっているか、聞きたいイヤホンが出力先になっているか、音量が下がっていないかを順に見ます。イヤホンで聞こえないという理由だけでマイク入力も変えると、どこに問題があるのかを追いにくくなります。

macOSでは、サウンドの出力設定で、使いたいイヤホンと出力音量を確認します。イヤホンを接続・切断した後も、現在選ばれている出力機器を確かめてください。外部の音声アプリを使っているなら、そのアプリ側の出力先も確認します。

マイクの入力レベル自体が反応しないとき

この場合は、モニターより手前の経路を確認します。配信へ取り込む入力元が、使いたいマイクや仮想デバイスになっているか、入力をミュートしていないかを見てください。macOSでは、サウンド設定の入力機器と入力レベルも確認できます。選んだ入力に音が届いているかを、アプリ側の状態と分けて確かめます。

macOSのサウンド設定では入力を確認できるのに、アプリで取り込めない場合は、マイクへのアクセス権限も確認します。権限の確認や変更に伴ってアプリの終了・起動が必要になる手順は、配信を始める前に行いましょう。

声を加工するアプリを使うなら、マイクだけでなく、途中のアプリが音を受け取り、次へ送れているかも確認します。macOSでBlackHoleを使う構成なら、「マイク → 声を加工するアプリ → BlackHole → 受け取るアプリ」という流れです。音が途切れている場所を探すために、各アプリの入力元と出力先を順にたどります。

配信中は、いまの経路を控えてから確認する

まず、現在の入力元・出力先・ミュートの状態を控えます。そのうえで、一度に複数の設定を変えず、変更した箇所ごとに音を確認します。BGMやゲーム音も使う配信では、システム音声をすべて切ると必要な音まで止まります。何の音を取り込んでいる経路なのかを確かめてから変更してください。

配信前には、実際に使うマイク・声の加工・BGMをそろえた状態で短く録音し、声が重ならないか、必要な音が入っているかを聞き返します。自分のイヤホンで聞くモニター音と、配信先に届く音は、それぞれ確認しましょう。

出典・確認した資料

資料確認:2026年11月5日。図は音声経路を整理した概念図です。Mac向けの設定と仮想デバイスは各公式資料を参照しています。

  1. BlackHole公式README:Route Audio Between Applications

    macOSのアプリ間音声ルーティングの説明。送信側の出力と受信側の入力の対応を確認。

  2. Apple:Change Sound settings on Mac

    Macの入力・出力デバイスと音量、入力レベルの確認。

  3. Apple:Change the sound output settings on Mac

    Macの出力先と音量、アプリ内音量との関係。

  4. Apple:If you can’t record audio from an external source on Mac

    Macでアプリにマイク入力を許可する手順。

  5. Apple:Record voiceovers in Final Cut Pro for Mac

    ヘッドホンなどを使ってマイクへの音の回り込みを避ける一般的な考え方を参照。Final Cut Pro固有の画面や操作をLIVE Studioの手順としては扱わない。

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